朝と夕の明るさも一段と長くなりました。施設横の雪も溶け始め、減って来ています。館内の入居者さんのある一日です。外を見ては雪が減っていくことを楽しみに畑の土を指さし職員に教えている方。光の明るさを見て他の方は、「前は白い光だったけど、今は黄色の強い色になり、春だね!!」と喜んでいます。道ばたでは福寿草やクロッカスなど小さな花も咲き始め、花の季節が来ましたね。
「待ち遠しかったわ」との会話も聞こえています。この前、入居者さんの受診があり、車中にて外の景色を眺めつつ、雪が残る田んぼや畑を見て、「雪が溶け、早く使えたら良いだろうなー」「春はいいな~」とお話ししてくれました。ある方は「冬が終わり、春が来たよ!! まだ私生きている」と冗談とも本気ともとれる話をしては他の方を笑顔にしている方です。朝は職員に「私ね!!朝が迎えられたよ。嬉しい」。夕方には「今日一日一緒にいてくれてありがとう」と言葉をかけて頂き、とても心が暖かくなります。 これからも施設では入居者さんと一緒に寄り添い、一日を大切に過ごせたらと思います。
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- こうえい会・職員の一言 [Vol.023]