「グループホームこうえい館」「グループホームこうえい愛宕館」の生活費は、低所得者の方の為の減免制度により、利用者の収入額によって変わります。
入居時
項 目 | 金額(単位:円) | 備 考 |
---|---|---|
入居契約金 | 50,000 | |
入居保証金 (預かり金として) |
50,000 | 退去時に清算。回復義務時充当。 |
1ヵ月の費用
1ヵ月の費用 = 生活費(下記参照)
+ 1割負担分(又は2割)
+ 実費負担分
+ 季節に関わる負担
生活費
生活費は低所得者の方のために、所得に応じた減免制度を法人独自で行っています。家賃はお部屋により金額が変わります。

介護保険一割負担
一割負担はこの表の利用者個人に係わる単位を合計して1月分の料金が加算されます。
こうえい館は認知症対応型共同生活介護Ⅰ、こうえい愛宕館は認知症対応型共同生活介護Ⅱです。

実費負担分
項 目 | 金額(単位:円) |
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おむつ代 | 実費 |
理美容代 | 実費 |
日常生活上通常必要となる便宜上の提供に関わる費用 | 実費 |
季節に関わる負担
項 目 | 金額(単位:円/月) | 備 考 |
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エアコン大 | 1,000 | 夏期間(7月~8月) |
灯油代 | 2,600~6,000 | 冬期間(10月~5月) |
法人による生活費減免制度の趣旨
要介護認定を受けた認知症の方がグループホームに入居する場合、利用者は一割を負担します。 この一割負担と生活費、諸費等を含めて総額で一ヶ月およそ10万円~15万円程度となっているのが全国的な傾向のようです。
しかし年金等による収入がそれ以下の場合、毎月支払う入居利用料は大きな負担となり、 家族からの援助がなければ入居継続は難しいでしょう。入居型の介護サービスを利用している利用者は、 医療費、お小遣い等その他の出費もあります。 認知症状が重く、在宅生活が不可能な状況にもかかわらず、経済的な理由で在宅を継続せざるを得ない方もおられるかもしれません。
こうえい会では法人の設立趣旨に則り、低所得の方の場合でも認知症の方が安心して地域で暮らせるように 段階的に生活費を減免し、低価格からの料金を設定致しました。この内容は、旭川市に報告済みです。このグループホームでの生活費の減免制度と言う取り組みは市内、道内だけでなく、全国的にもあまり例がありませんが、平成12年にグループホームを開設して以来、継続して実施しています。
高齢者の収入・家計における経済の問題は小さくなく、国民皆保険制度での介護・医療サービス利用も、所得による受益機会喪失が危惧されており、ひいては健康的な生活の破綻にも及ぶ大変重要な課題です。こうえい会では様々な経営努力により、どんな利用者もその所得に左右される事無く、幸せな日々を送れる介護を今後も実現していく所存です。
生活費減免
本人の年金等の収入額により、別紙の生活費84,000円が減免の対象となります。基準のA~5までの枠に当てはめて下さい。お支払い頂く金額は、減額された生活費に1割負担と諸費を加えたものとなります。基準に該当する場合、一月の費用が1割負担金込みで6万円代でご利用頂ける方もおられ、以前の施設介護並みに抑えられています。
減免制度基準表
基準 | 収入金額/月 | 減額された生活費+1割負担 |
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A | 0円~73,999円 | 41,000円+1割負担 |
1 | 74,000円~89,999円 | 62,000円+1割負担 |
2 | 90,000円~105,999円 | 67,000円+1割負担 |
3 | 106,000円~121,999円 | 72,000円+1割負担 |
4 | 122,000円~137,999円 | 77,000円+1割負担 |
5 | 138,000円~ | 82,000円+1割負担 |