こうえい会について

NPO法人グループホームこうえい会 OJT(On-The-Job Training)

運営について

私達は現在グループホームを2事業所(1ユニット+2ユニット)運営しています。 3ユニットとも既存の建物を改装して開設しました。入居費用の生活費は段階的に減免とし、最も低い方は利用者の 1割負担を含めて一月6万円台の方もいます。居室は全室エアコン付です。

 地域の方との触れ合いを継続して生活しています。私達は幾つかの点で工夫をしながらケアを行っていますが、その内容・思いを皆様にご理解を頂きたく、お伝え致します。

職員教育

スタッフはケアの要である

 私達はケアの質を向上させるのは、チームワークと教育であると考えています。職員教育のためOFF・JTとして平成12年から北海道認知症高齢者グループホーム協議会に、平成14年に全国認知症高齢者グループホーム協会に加盟し、今まで多くの職員が研修を受講しました。
 また、OJTとして毎月第3金曜日に事業所内勉強会を開催し、北海道の実践者研修に準ずる内容レベルを継続して学び続けています。ケアを自主的に学ぶ職員のために施設内に専門書等の貸出用図書を備えています。積極的なアプローチや研修機会を持つことにより、スタッフはモチベーションが上がっていきます。法人は教育環境を整える責任を果たしたいと考えています。今後も介護福祉士、介護支援専門員等の公的資格、認知症ケア専門士等の各種資格取得を奨励し、更なるプロ集団を目指していきます。

地域の中で

自然に、普通に

グループホームが地域と様々な形で係わったり、生活をすることにより、お年寄りが自然とそこでの暮らしに慣れて、安心して生活できるようになってくるでしょう。私達のグループホームを利用されている入居者さんは毎日普通に 地域のお店で買物したり(お年寄りの足で歩いて10分程のスーパー)、 近所の犬(お向かいの床屋さん)にエサをやりに行ったり、 毎年小学生や中学生が訪問し、ホームで仲良く一日を過して頂いています。名物の「旭川ラーメン」を食べに行ったり、今や全国区となった旭山動物園でのんびりと見学します。動物園はグループホームから車で15分程の所にあります。

改装した施設

なぜ既存の施設を利用しているのか

グループホームでのケアをする場合、様々な療法や身体ケア等を考えると、新築した施設の方が事前に様々な工夫を計画でき、面積を十分にとったり位置を調節したりできます。新しい家は便利であり、素敵です。

 しかし、新築は土地代も含めるとすると建築費はかなり高額になります。場所によっては億を超えることもあるかもしれません。予算全体の中の施設費をバランス良く運営をしていかなければなりません。もし今後経済の変動があり、また介護保険制度の変更がなされた場合、それらが直接入居費用に影響しないよう、またケアの質に係わることにならないように運営をしていかなければなりません。今後長期的には経済変動は避けられないと思われます。たとえ介護保険を含めた社会全体の制度が変更されたとしても、ケアの質の低下を避け、入居者の生活を守り続けなければなりません。私達はこのような理由から既存の施設を改装いたしました。その為現段階でも低所得者のため、入居費用の減額を下記の通り行っています。見た目は小さくとも経済の嵐から入居者の方の生活を守りたい為なのです。

生活費の減免制度

生活費を安く設定致しました

介護保険を利用する場合、1割負担があります。これに居室費、食費等のホテルコストが加わり、更に人によっては医療費・薬代、おむつ代等が掛かってきます。これらの出費に対する原資はほとんどの人は年金になるでしょう。問題はその額に差があることです。それぞれの人生を歩んでこられた後に 年金受給額に差が発生することは本人の責に帰するとは単純には言えないことです。

こうえい会では上記の通り高額な施設投資を抑えることにより、別ページの通り生活費の減免制度を自主的に設定致しました。認知症を発症した場合進行を止めるのは現段階では不可能といわれています。いつまで続くか分らない認知症独特の行動に対し、家族が最後まで見ることができない時に、ただ経済的な問題だけで入居をとどまるとすると、それは誰にとっても辛いことになるかもしれません。私達はスタッフに対し通常の認知症ケア技術を向上させる環境を整えていきます。それに加え、認知症ケアの中ではまだ大きなテーマになっていない経済の面での家族のサポートも大きなものであると考えています。日本はこれから数年以内に高負担の社会体制が始まると言われています。家計も事業所も今からその準備をしていかなければならないのです。