戦後70年の節目の年を迎えて・・・。最近TVを観ていると、当時の映像を目にする機会も多く、利用者さん達にはどの様に映っているんでしょうか?Aさんに手を振ると優しく手を振り返してくれて「早いなぁ~もう70年か。俺も歳取ったなぁ~戦争には行かなかったけど、食べる物がなかったから、ジャガイモの皮で作ったデンプンかす配給になってウジが湧いていたのを取って良く食べた。本当大変だった!」等と話して下さり、最後に遠くを見据えながら「今は子供に支えられて本当にありがたいよ~幸せだ!」と笑って話してくれました。Bさんは「戦災で焼け出されて開拓団で北海道に来たの。不便だったから一変した生活に慣れなくて大変だった。嫌な事は忘れちゃいたいわ!」と。Bさんは時々疎開前の楽しかったふるさとの思いで話しを昨日の事のように話してくれます。そして川柳を詠んで「戦災に ふるさと想い 生きる幸せ」と。いつも利用者さん達の表情から仕事をやり遂げ、ご家族を支えたと言う充実感が伝わり、今回は利用者さんの心の叫びを聞かせて頂いた様な気がします。戦争中はもちろんですが、戦後の混乱期を生き抜く事が大戦でした。今の日本は物作り、おもてなし、治安等々世界に誇れる日本に。支えたのは利用者さん達先輩です。「本当にご苦労様です!!」今日は青春時代の応援歌を利用者さん達と口ずさみ ♪赤いリンゴに唇よせて~♪ 若き歌声がリビングに響き、支え合う喜びを共に感じながら・・・。
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- こうえい会・職員の一言 [Vol.049]