徐々に日が長くなり、春が近づいてきた今日この頃。Aさんは窓の外を眺め、日差しがポカポカとしている時は「今日はとっても良い天気。早く雪が溶けて欲しいね。」と春が待ち遠しい様子。Aさんは病気の為、特に感染症には注意しなければなりません。「こんな体になっちゃって、情けないね・・・。」と本当は自由に動き回りたいのに、体が言う事をきかなかったり、出来ない事に対してもどかしさを見せる事があります。職員「雪が溶けたら、どこか行きたいね。」Aさん「でも、私の体じゃどこにも行けないでしょ。」職員「マスクをしていたら、出掛けても良いってお医者さん言ってたよ。」Aさん「本当?車イスでも行けるトコある?」職員「大きなデパートとか、行ける所はたくさんあるよ。」Aさん「うわ~、嬉しい!」と目を輝かせ、最近久しく行ってないから欲求不満だったの!と嬉しそうに話すAさんの表情は見ているこちらもワクワクさせるもので春の訪れが早く来てほしいと切に思いました。入居者さんの一喜一憂を一緒に感じられる事に感謝しつつ、皆さんと一緒に春を待ちたいと思います。
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- こうえい会・職員の一言 [Vol.043]